「日本写真著作権協会」は写真家の著作権を保護し、写真の正しい利用の仕方を伝えている団体です。ここには、写真家や作品の利用者から著作権についての相談が寄せられています。写真を無断で使ってしまった人からの相談です。著作権のことを知らずに、ある写真家のホームページから写真をコピーして、自分のブログに載せました。すると、７年間の使用料、２１万円が請求されたのです。著作物の無断利用は悪意がなくても、法律違反になることがあります。利用するときは、著作権を持つ人の許可が必要です。「自分が魂を込めて作り上げた作品、という考えから行くと無断利用されると、とても悲しい気持ちになります。一方で作品というのは生活の糧となっているものです。使う側からしても著作者からの許諾を得れば安心して使えますので、ぜひそういったうえで許可を得て使っていただきたいと思っています」