ねらい

デマやフェイクニュース、なりすましといったウソの情報について関心を持つ

内容

2020年2月、新型コロナウイルスが日本で流行し始めた頃トイレットペーパーの買い占めが起きました。その原因はSNSに投稿されたウソの情報でした。こうした事実かどうかわからないウソの情報をデマといいます。「ローマ法王がトランプ氏を支持」2016年のアメリカ大統領を決める選挙期間中に、ニュースサイトに上がった記事です。これも事実ではないウソの情報。このようなウソの「ニュース」のことをフェイクニュースといいます。この記事は、SNSを通じて拡散され、トランプ氏に有利に働いたといわれています。さらに「なりすまし」というウソもあります。そして技術が進歩した現代では、より巧妙なウソが作られる危険性が高まっています。その一つがディープフェイク。AIを使って人の表情を合成する技術です。AIに他の人の表情を大量に読み込ませ、元の人の動きにあわせて顔を挿げ替えた巧妙な動画をつくることができるのです。

世界にあふれるウソの情報
世界はデマやフェイクニュース、なりすまし、ディープフェイクなどウソの情報であふれています。