ねらい

写真というメディアの特性を知り、どのように読み解けばいいか学ぶ。

内容

写真は、その瞬間を静止画に切り取り伝えるメディア。サイズや角度やポジションによって、伝わる内容が変わってきます。まずはサイズ。こちらは撮りたいものを大きく写す「アップ」。撮影したものや人の表情など、細かい情報が伝わります。同じ状況で広い範囲を映している「ルーズ」。だるまさんが転んだで、鬼がタッチされる瞬間を撮影したという状況が伝わります。このように、サイズによって伝わる情報が変わります。また、カメラの角度を変えると表情などの伝わり方が変わります。上から撮影すると、表情をより印象的に見せることができます。目の高さで水平に撮影すると近しい距離間の親密な印象に。下から撮影すると空を感じられるので、開放感がある印象になります。写真は、撮影者がねらいを持って切り取った瞬間です。その時、その場で起きていることをすべて表しているものではないのです。

写真の撮り方・伝わり方
写真は、その瞬間を静止画に切り取り伝えるメディア。サイズや角度やポジションによって、伝わる内容が変わってきます。