ねらい

ニワトリの卵の特徴、産卵、雛の育ち方などの生態を学ぶ。

内容

ニワトリは、キジの仲間のヤケイという鳥を改良して生まれた鳥です。ニワトリの特徴は、一年中卵を産むことです。ニワトリのメスは、オスと交尾をしなくても卵を産みます。しかし、この卵は温めてもヒナにはかえりません。オスと交尾して産んだ卵だけが、ヒナにかえります。卵がかえるには、およそ21日かかります。ヒナは中から殻をつついて、自分で穴を開けます。殻から出るには何時間もかかります。出てきたヒナにはすでに羽毛が生えています。生まれたばかりのヒヨコのおなかに、何かついています。これは卵の中にいるとき、黄身から養分をもらっていたという名残です。親鳥は、ヒナを外敵や寒さなどからまもっています。しかしえさをとってやることはしません。ヒナたちは、生まれて最初の2日間は何も食べません。そのあとは自分でえさを取るようになります。そしておよそ7か月たつと、親鳥になり、メスは卵を産めるようになるのです。

ニワトリの誕生
ニワトリの卵、産卵、雛の育ち方、親子の関わり方を紹介します。