ねらい

昆虫の育ち方には一定の順序があることをとらえ、興味・関心を持つ。

内容

初夏の雑木林です。カブトムシの幼虫は枯れた木や土の中にいます。幼虫は生まれてから10か月間ここでくらしてきました。大きさは8センチメートルまで成長しています。まわりを固めてサナギになるための部屋を作り始めています。だ円形の部屋ができると、幼虫は少しずつ皮を脱いでサナギに変身していきます。時間を縮めてみると、頭の方から次第に成虫に近いサナギの姿になっていくのがわかります。このサナギはオスです。角がどんどん伸びてきました。オスの幼虫は、角が伸びる分を予測して、大きめの部屋を作ります。カブトムシはサナギの状態で3週間を過ごします。ここでは7匹がサナギになっていました。

さなぎになるカブトムシ
オスのカブトムシがよう虫からさなぎ、成虫に成長するまでの映像です。