ねらい

魚の雌雄では体の形状が異なることや環境との関わりに興味・関心を持つ。

内容

毎年秋になると、海で大きく成長したサケが産卵をするため、川へ帰ってきます。サケは自分が生まれた川へ戻ります。メスが尾びれを使って川底を掘っています。ひれを使って穴の深さを確かめます。卵を産む穴を掘り終えると、産卵を始めます。メスは口を大きく開いて卵を産みます。オスはメスに寄りそって、白い液を出します。もう一度見てみましょう。オスが出している白い液には、精子が含まれています。白くにごって見えませんが、メスは卵を産んでいます。卵と精子が結びつくと、受精卵になります。産卵を終えると、メスはたまごが流されたり他の魚に食べられたりしないように砂利をかけます。産卵を追えたサケは、やがて死んでしまいます。

サケの産卵
生まれた川に戻ったサケが交尾、産卵する様子を観る映像です。
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