ねらい

昆虫の育ち方には一定の順序があることをとらえ興味・関心をもつ。

内容

羽を広げると、10cm以上もある、ヤママユガです。コナラの枝についている小さな粒は、ヤママユガの卵です。ヤママユガは卵で冬を越し、春、幼虫になって出てきます。幼虫の食べ物は、コナラなどの柔らかい葉っぱです。幼虫は、大きくなると皮を脱いで、どんどん成長して行きます。夏の初め、コナラの葉が、いっぱい茂っています。幼虫は、葉をモリモリ食べ、7cmほどの大きさになります。こちらでは、大きくなった幼虫が、体のまわりに糸を出し始めました。さなぎになるための「まゆ」を作っているのです。まゆを作る様子を時間を縮めて見てみましょう。このまゆの中で、幼虫はさなぎになり、秋の初め、成虫になって出てくるのです。緑の葉の中に、幼虫がいるのが分かりますか。夏、みなさんも、探してみてください。

ヤママユガの一生
ヤママユガの卵がよう虫からさなぎ、成虫に育つまでの映像です。