ねらい

動物の体のつくりやその行動の特徴をとらえ興味・関心をもつ。

内容

モグラは、本州、四国、九州にすみます。こうした土の盛り上がりは、モグラ塚と呼ばれ、モグラがいる目印です。モグラ塚は、モグラがトンネルを掘るときに土を押出し出来ます。モグラ塚の下に縦横にトンネルを作ります。これはコウベモグラ。大きさ15cmほど。ミミズを食べています。この研究室では、金網でモグラのトンネルを再現し、モグラの研究をしています。大きな手は、体の長さの5分の1ほどあり、爪は固い土も掘ることが出来ます。モグラがどのようにトンネルを掘るのか見てみましょう。手を前に伸ばし土をかき分け、壁に押し付けて固めます。トンネルは、まず斜め上に掘っていきます。空間をつくるため、地面を押し上げます。空間が出来ると、横に進みます。土を捨てるスペースを確保し、モグラは前進します。トンネルは、地面から40cmまでの深さのところに作ります。モグラは一頭で50m四方にトンネルを作ってくらしています。

モグラのトンネル掘り
モグラの体のつくりと土の中でのトンネルを掘り方などを紹介します。
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