ねらい

昆虫の体のつくりや行動の特徴をとらえ興味・関心をもつ。

内容

アオマツムシは、主に関東から西の都市にすんでいます。8月の半ばころから、涼しくなるとオスが鳴き始めます。体長、およそ2センチほどでです。木の上のほうで鳴いています。アオマツムシは、海外からやってきた昆虫です。明治時代、中国から持ちこまれたと考えられています。アオマツムシが、好んですんでいるのは、街路樹です。この虫の食べ物は、葉っぱです。特にサクラの葉っぱが好物で、桜並木にはたくさんのアオマツムシがすんでいます。都会の街路樹にすみついた理由は、外敵が少ないことがあげられます。街路樹は同じ種類の木が植えられていることが多く、すんでいる昆虫の種類が少ないのです。そのためアオマツムシの外敵もほとんどいません。アオマツムシは、人間の作り出した環境を上手に利用して生きているのです。

アオマツムシ 都会に鳴く
都会の街路樹に住むアオマツムシの鳴き方や行動などを紹介します。