ねらい

昆虫の育ち方には、一定の順序があること、その特徴をとらえる。

内容

これはメスのエンマコオロギ。お腹の先に、卵を産むための針のようなものを持っています。卵がここを通って、土の中に産みつけられていきます。これがコオロギの卵。卵はこのまま冬を越します。暖かくなると、卵がかえり幼虫がでてきます。からだの長さはおよそ2ミリ。形は、大人のコオロギによく似ています。幼虫は、草や、虫などを食べます。大きくなるまでに、何回も皮を脱ぎます。大きくなったこの幼虫は、小さな羽を持っています。最後の脱皮です。羽の様子を見ていて下さい。幼虫の背中についていた小さな羽は成虫になると大きな羽になります。羽は伸びていき、からだの色は黒くなります。こちらはオスの成虫。羽を震わせて鳴きます。

コオロギの一生
エンマコオロギの産卵、卵から成虫になるまでを観る映像です。