ねらい

流れる水には、土地を変化させる働きがあることをとらえ関心をもつ。

内容

長崎(ながさき)県の雲仙(うんぜん)では土石流のひ害を防ぐために様々な工夫が行われています。おくの方にあるのは「さ防ダム」です。ここで石やどろが流されないようにせき止めます。さ防ダムをこえてしまったときの対さくもあります。それがこの「導流堤(どうりゅうてい)」というてい防です。カタカナのハの字にならんでいるのが導流堤です。さ防ダムをこえた土石流は導流堤にぶつかりながら、その内側だけを流れていきます。水は外へあふれ出ても石は外に出て行かないようにしているのです。

土石流のひ害を防ぐくふう
雲仙普賢岳での土石流の被害を防ぐための導流提の役割を観る映像です。