大きく曲がった川の流れ。カーブの内側と外側では、流れの強さがどのくらい違うのか、調べてみましょう。大きさの違う石を板の上に並べます。これを川に沈めて、石の流され方で流れの強さを比べます。まずは、カーブの内側。どの石もほとんど動きません。今度は川のまん中あたり。小さな石と中くらいの石が流されました。さらにカーブの外側の方。危険なので、子どもだけでこのような実験をやってはいけませんよ。大きな石も流されてしまいました。川底の石の様子を見てみましょう。カーブの内側は流れがゆるやかなので、小石や砂が流されずにたまって浅くなっています。川の中ほどは、カーブの内側よりも大きな石が目立ちます。流れによって石が動いています。そして、カーブの外側。川底は岩になっていて、石がまったくありません。