ねらい

物の燃焼の仕組みについて興味・関心をもち観察しようとする。

内容

夏の夜空をいろどる花火。花火は、どのようなしくみになっているのか、見てみましょう。ここは、花火を作っている工場です。丸い紙の容器に、火薬をつめています。いろいろな種類の火薬をこのようにつめて、二つあわせると花火のできあがりです。導火線についた火は、まず、花火のまん中まで進み、外側に広がっていきます。中の火薬に火がつくと、発生した二酸化炭素などの気体でふくらみ、大きな音を立てて破裂します。では、花火にさまざまな色がついているのは、どうしてなのでしょうか?その秘密は、火薬の中に混ぜてある薬品にあります。これは、赤く光りました。こちらは、緑です。花火の色を出す薬品を集めました。これは、ナトリウムという物質をふくんだ薬品です。これは、カリウム。これは、カルシウム。これは、バリウム。これは、銅です。そして、ストロンチウム。さまざまな薬品を使うことで、色あざやかな花火になるのです。

花火のしくみ
花火の仕組みと薬品がさまざまな色を出す様子を見る映像です。