ねらい

昆虫の食べ物の特徴をとらえ興味・関心をもち調べようとする。

内容

南アメリカにすむ、ハキリアリです。葉っぱを切り取り、巣に運びます。集めた葉は、巣の中でキノコを栽培するために使われます。鋭い大あごで、次々に切り取っていきます。1本の木の葉っぱが、一日でなくなってしまうこともあります。直径20cmの葉が、1時間でこのとおり。土の中の巣は、いくつもの大きな部屋からできています。白い玉のようなものは、集めた葉をかためたものです。葉についた白いものは、アリが植えつけたキノコの菌糸です。やがて、白い玉のようなキノコが生えてきます。これが、ハキリアリの食べ物になるキノコです。ハキリアリが何かを運んでいます。木の根元に、大きな茶色い山ができています。ハキリアリが、次々とゴミを捨てに来ているのです。捨てているのは、キノコが生えなくなった葉っぱです。ハキリアリは、ゴミ捨て場も持っているんですね。

ハキリアリ
切った葉を巣に集めキノコを栽培する南アメリカのハキリアリを紹介します。