アンモナイトは、どのような生きものだったのか、からの形がよくにているカタツムリと比べてみましょう。中を調べるため、切ってみます。アンモナイトのからの中には、小さな部屋がたくさんありました。カタツムリのからの中は、どうなっているでしょうか。部屋のようなものは、まったくありません。アンモナイトとカタツムリは、からの中がまったくちがうので、同じ仲間ではないようです。これはオウムガイという南太平洋の海にすむ、タコに近い動物です。オウムガイのからを切ってみましょう。中には小さな部屋がたくさんありました。アンモナイトとオウムガイは、どちらも小さな部屋がうずまき状にならんでよく似ています。このことからアンモナイトは、オウムガイに似た生きものだったと考えられています。