ねらい

身近な昆虫であるテントウムシの生態や繁殖、育ち方を学ぶ。

内容

電柱の根元の草むらで冬越しをしている、テントウムシの集団を見つけました。風が当たらず、温度が比較的一定なのです。春、テントウムシの活動が始まりました。ナナホシテントウ。こちらはカメノコテントウ、日本には150種類以上のテントウムシがいます。ナミテントウです。同じ種類なのに、羽の模様がばらばらです。テントウムシはアブラムシを食べます。1日に400匹も食べることがあります。ナミテントウのカップル。交尾したメスは、30個ほどの卵を産みます。大きさは2mmぐらい。生まれて2週間ほどのナミテントウの幼虫です。幼虫のとき、模様はみな同じです。やがてさなぎになったテントウムシは、体をちぢめ、あの丸い姿に変わるのです。さなぎになってから1週間、いよいよ孵化です。出てきたナミテントウには、まだ模様がありません。しかし、しばらくすると鮮やかな模様が浮かび上がってきます。個性的な模様のナミテントウの誕生です。

テントウムシの模様
数種類のテントウムシの紹介とナミテントウの生態と育ち方を紹介します。