ねらい

ひばりが囀る意味や繁殖活動での雌雄の役割などの生態を学ぶ。

内容

ヒバリは、春の訪れを告げる鳥です。ヒバリの大きさはおよそ17センチです。北海道から九州にかけて分布しています。すんでいるのは畑、草原、川原など背の低い草がまばらに生えているところです。春、オスはしきりにさえずり、メスに対して求愛のサインを送ります。地面から飛び立つときは、ヒーチブヒーチブ、と繰り返します。これは上空での「から鳴き」です。これも、から鳴きの1つです。降りるときは低くゆったりとさえずります。このようにオスは様々なさえずりを使い分けます。求愛の最後の決め手は、ダンスです。ようやくメスの気を引くことが出来ました。交尾に成功です。巣作りはメスの担当です。枯れ草を集めて巣を作ります。メスはその巣に3個~5個の卵を産みます。そしてメスが卵を温めている間、オスは上空で見張りを続けるのです。

ヒバリのさえずり
ひばりの囀りの種類とその意味。繁殖活動での雌雄の行動を紹介します。