ねらい

人と水とのかかわりや生き物への影響に関心をもち調べようとする。

内容

ここは下水処理場。水をきれいにしている中心部、ばっ気槽には、微生物や細菌がたくさんいます。ばっ気槽の水をくんでみます。茶色くにごっていますが、しばらく置いておくと、泥のようなものが下にたまり、水と分離します。この下にたまっているのが、水をきれいにする微生物や細菌なのです。これは、ワムシです。細かい毛を動かして、えさを取りこんでいます。こちらはクマムシ。クマムシには8本の足があり、その足の先にはするどいつめがついています。そのつめでえさをこわして食べるのです。倍率を上げて、もっと小さな生き物を見てみましょう。これは、クマムシの十分の一の大きさの生き物です。さらに倍率を上げてみます。これは細菌のかたまりです。細菌の大きさは、千分の一ミリしかありません。特殊な顕微鏡で見てみます。青く光っているのが細菌です。ばっ気槽には、微生物や細菌がたくさんいて、水の汚れを食べ、きれいにしているのです。

下水しょ理場でかつやくする生きもの
下水処理場で水の浄化をする細菌などの微生物を顕微鏡などで紹介します。