ねらい

昆虫の活動や環境とのかかわり、生命の連続性について見方を養う。

内容

日本には二百種類以上のトンボがいます。夏はトンボの産卵の季節。オニヤンマです。体長10cm。日本で一番大きなトンボです。トンボは、オスとメスがハート型に繋がって交尾します。産卵が始まりました。メスは、尾の先を水のそこにたたきつけるようにして産卵します。卵が水に流されないようにするため、底に尾を突き刺します。トンボの産卵方法は、種類によってさまざま。これはヤブヤンマの産卵。ヤブヤンマは水辺の湿った土の中に卵を産みつけます。幼虫は孵化後、自分で水の中に入ります。これはホソミオツネントンボの産卵。オスとメスが繋がり産卵をします。オスは、メスの首の付け根をつかんでいます。メスは、尾の先を水草の茎に差し込み、卵を産みつけます。外敵に襲われにくく、乾燥を防ぐことの出来る場所に卵を産みます。オナガサナエは、飛びながら、川などへ卵を落とします。広い範囲に産み落とすことで、子孫を多く残そうとしているのです。

トンボの産卵
いろいろなトンボの繁殖行動とさまざまな産卵の様子を紹介します。