ねらい

音がグラフで表せること、それが生活の中で利用されていることを知る。

内容

年を取ると耳が聞こえにくくなります。そこで使われるようになったのが補聴器。補聴器はマイクロホンとイヤホンからできています。現代の補聴器は、音を大きくするだけではありません。どんな働きをするか調べてみます。この装置を使うと、音を目で見えるカタチにすることができます。グラフの横軸は音の高さ。縦軸は音の強さを示しています。お年寄りの聞こえ方の例です。グラフで見えるように高い音がなくなり、全体にくぐもった音になっています。更に音が小さくなります。このような症状に応じて聞こえにくくなった部分を補い、元の音に近くなるようにするのが補聴器の役目です。最新型の補聴器は耳の中に収まります。こんな小さな装置で複雑な音の処理を行います。音を目で見えるようにする装置には、こんな使い方もあります。『イ』と言う音。この音のカタチにあわせることで、耳の聞こえない人が、正しい発音の練習をすることができます。

音をグラフでとらえる-中学
最近の補聴器は音を大きくするだけでなく、音をグラフにして目に見えるようにできます。音の形にあわせることで、耳の聞こえない人が、正しい発音の練習ができます。