ねらい

イモリの産卵から成長するまでのようすを観察し、両生類の子の生まれ方、成長過程を知る。

内容

両生類の子の産まれ方を、イモリを例に見てみましょう。春、水が暖かくなってくるとイモリは求愛行動をし、水中に産卵します。指の間に卵が見えます。直径はおよそ2ミリメートル。卵には硬い殻はなく、周りを寒天質が覆っています。イモリの幼生、オタマジャクシです。まだ親にあるような脚はありません。呼吸はえらを使って、水中の酸素を取り入れています。成長し、オタマジャクシに脚が生えてきました。やがて成体になると、エラはなくなり、空気中の酸素を取り入れる肺呼吸を始めます。

子の産まれ方 両生類-中学
イモリのめすは体内で受精した卵を産みます。イモリの幼生には、脚はなく、えらを使って呼吸します。成長すると脚が生え、やがてえらがなくなり肺呼吸を始めます。