ねらい

火山の噴出物の特徴とマグマの性質との関係を知る。

内容

日本列島の中央部、群馬県と長野県にまたがってそびえる浅間山。長いすそ野をひく、円錐形の火山です。噴火によって吹き出された溶岩や軽石、火山灰などが積み重なってできています。このような火山を「成層火山」といいます。ゴツゴツした岩が並ぶ鬼押し出し。これは1783年の噴火で流れ出た溶岩です。浅間山の溶岩は、粘りけが比較的強い安山岩質の溶岩です。そのため、ゆっくり流れる間に固まり、それが砕けて、このように奇妙な岩の塊が積み重なった形になったのです。

浅間山の特徴-中学
浅間山は、溶岩や軽石、火山灰などが積み重なってできた成層火山です。