ねらい

火山の噴出物による現象を観察し、理解する。

内容

1973年に起きた、浅間山の噴火です。噴火と同時に、火口から岩の塊や軽石が混ざった高温のガスが吹き出しました。このガスはものすごいスピードで斜面を流れ下りました。これを「火砕流」といいます。「火砕流」の力で斜面は深くえぐられ、大量の土砂を含んだ雪崩になりました。真っ黒な煙の塊が、斜面を滑り降りています。この火砕流は、時速100キロメートル以上のスピードで山腹を下りました。

浅間山 1973年の噴火-中学
1973年の浅間山の噴火です。火口から岩の塊や軽石が混ざった高温のガスが吹き出しています。このガス(火砕流)はものすごいスピードで斜面を流れ下りました。