ねらい

マグマの活動によって起こる火山の噴火のしくみを理解する。

内容

桜島の噴火のしくみは、様々な研究によって明らかになってきました。山頂の真下、およそ5キロメートルのところに「マグマだまり」があります。さらに、鹿児島湾の地下10キロメートルのところに、巨大な「マグマだまり」があります。マグマは、地下100キロメートル以上の深いところから上がってくると考えられています。ここがいっぱいになると、マグマは岩盤の間の通りやすいところを通って、桜島の真下の「マグマだまり」に入ります。ここもいっぱいになると火口に向かって岩盤の間を上がっていきます。このときに起こる揺れが「火山性地震」です。そして噴火が起こります。

桜島の噴火のしくみ-中学
桜島や鹿児島湾の地下にマグマだまりがあります。そのマグマが火口に向かって岩盤の間を上がっていくと、火山性地震が起こり、噴火が起こります。