ねらい

雲のでき方を気圧や気温の変化と関連付けてとらえる。

内容

高度一万メートル以上の高さを飛ぶ、ジェット機から見た積乱雲です。この巨大な積乱雲が発達する様子を観察してみましょう。真夏の強い日差しは地面を暖め、強い上昇気流を生み出します。水蒸気を多く含んだ空気が上空へ運ばれ、雲をつくります。上昇気流が激しく、雲の上の方で水滴が氷の粒になると、積乱雲と呼ばれるようになります。発達した積乱雲は、しばしば雷を伴った激しい雨を降らせます。上昇気流が、まわりから湿った空気を吸い寄せ、積乱雲は発達していくのです。

積乱雲の発達の様子-中学
真夏の強い日差しが地面を暖め、温度の高くなった空気が上昇し、雲ができます。上昇気流が激しく、雲の上の方で水滴が氷の粒になると、積乱雲と呼ばれます。