ねらい

実験を行い、鉛筆の芯(金属線=抵抗)に加わる電圧と電流は比例することを見いだす。

内容

すべり抵抗器を使うと、電圧を変えることができます。鉛筆の芯と電圧計を並列に繋いで、電圧と電流の関係を見てみましょう。電流を流し、すべり抵抗器で芯にかかる電圧を1ボルトにします。電圧が1ボルトの時の電流は、0.85アンペアです。電圧を2ボルトに上げます。2ボルトの時の電流は、1.7アンペア。1ボルトの時のちょうど2倍です。1ボルトに戻します。電流も0.85アンペアに戻りました。今度は、電圧を半分の0.5ボルトに下げます。電流もおよそ半分の0.43アンペアになりました。すべり抵抗器を動かして、他の値も測り、グラフを書きました。ほぼ直線になりました。抵抗が同じ場合、電流は電圧に比例します。これを「オームの法則」といいます。

オームの法則-中学
鉛筆の芯(しん)と電圧計を並列につないで、電圧と電流の関係を見てみます。抵抗が同じ場合、電流は電圧に比例します。これを「オームの法則」といいます。