ねらい

安全ブレーカーのしくみと役割を知るとともに、過大な電流の危険性を認識する。

内容

たくさんの電気器具を一つのコンセントに繋ぎます。更に掃除機を使います。全ての器具の電源が切れてしまいました。ブレーカーをあげて、もう一度掃除機をかけます。また安全ブレーカーが下がりました。一度に流れる電流が増えすぎるのを防いでいるのです。温度計で分配コードの温度を測ります。分配コードには、3つの電気器具が繋げられるようになっています。コードに流れる電流の許容量は、7アンペアです。電気が流れていない時のコードの温度は約25度。4アンペアの電流が流れても、コードの温度は変化しません。電気ストーブを2倍の出力にします。電流は8アンペアになります。電子レンジをつけます。9.6アンペアです。炊飯器は、10.6アンペア。コードに流れている電流は、合計で28.2アンペア。コードの許容量を超えました。コードの温度が上がっていきます。電流が許容量を超え流れ続けると、熱を持ち、火事になることもあります。

安全ブレーカーの役割-中学
電線に許容量を超える電流が流れると、温度が上がって危険です。安全ブレーカーは、流れる電流が大きくなると、自動的に電流を切る安全装置です。