ねらい

実験を通して、二酸化炭素の状態は温度と圧力によって変化することを知る。

内容

コップに注ぐとシュワッと泡立つ清涼飲料水。泡の正体は、二酸化炭素です。自動販売機の中を見てみましょう。「液化炭酸ガス」…炭酸ガスは、二酸化炭素のこと。このボンベの中の二酸化炭素は、液体のようです。ボンベの中の様子を再現しました。今、温度は室温と同じ23℃、圧力は、およそ6メガパスカルです。圧力が高いとき、二酸化炭素は常温でも液体なのです。ゆっくりと圧力を下げてみましょう。液体の二酸化炭素が沸騰してどんどん気体になっていきます。今度は、急激に圧力を下げてみました。何か、塊のようなものができました。別の角度からもう一度見てみましょう。雪のような白いものが出来ています。固体の二酸化炭素。つまり、ドライアイスです。

二酸化炭素の状態変化-中学
二酸化炭素は、常温でも高圧では液体です。圧力を下げると、沸騰して気体になります。急激に圧力を下げると固体になり、雪のようなドライアイスができます