ねらい

空気に重さがあることを実験をとおして知る。

内容

空気の重さを測ってみましょう。この缶の中には、実験用の気体が入っていましたが使い切ってしまいました。金具をつけて缶のボタンを押し続けます。空の缶の重さは、166.31グラムです。天秤のボタンをおして、目盛りを「0」にします。この缶に、空気入れで空気を入れます。ある程度入ったところで空気が抜けないようにしてチューブを外します。重さを測ってみると…2.93グラム。確かに重くなりました。では、1リットルの空気の重さを測ってみましょう。まず、空気をいれた缶を天秤に乗せ目盛りを「0」にします。次に、水をいっぱいに入れたメスシリンダーに空気を移していきます。1本のメスシリンダーは、500mlです。もう1本にも、空気を移します。ちょうど1リットルの空気がメスシリンダーに移りました。重さを測ってみましょう。1.17gだけ、少なくなっています。つまり、1リットルの空気の重さは、1.17グラムだったわけです。

空気の重さの測定-中学
空気を詰め込んだ缶の重さを測ります。その缶の空気を水中のメスシリンダーに1リットルだけ移します。缶の重さを測ると1.17g軽くなりました。