ねらい

海に潜る実験をとおして、水深によって水圧が変わることを理解する。

内容

ボールの入ったびん。中に入っているプラスチックのボールはびんの口より大きなものです。どうやってびんの中に入れたのでしょうか。ボールをつぶしても無理やり押しても、びんの口が小さすぎて入りません。このボールがびんの中に入った秘密。それは水の圧力です。海で実験してみましょう。舟に乗って水深の深い沖に出ます。ボールはつぶれるでしょうか。深さ6m、ボールはまだびんに入りません。さらに深くもぐってみましょう。つぶれました。およそ18mの深さです。びんにも入ります。こちらの瓶にもいれてみましょう。海の中に沈めたプラスチックのボールはどれもつぶれています。ボールは無事びんに入りましたがつぶれたままです。浮上してみましょう。最後までつぶれていたところも元に戻りました。段々水圧がさがってボールが丸くなっていきます。プラスチックのボールが入ったびんの完成です。水の圧力を使った科学マジックでした。

ビンに大きなボールを入れる実験-中学
ビンの口より大きなボールは、無理やり押しても、中に入りません。しかし、海で深く潜るとボールはつぶれて中に入れることができ、浮上するとボールは元にもどります。