ねらい

ネズミのニューロンの観察を通して、動物の神経系のつくりを知る。

内容

ネズミの神経を観察してみましょう。おとなのネズミの脳です。脳は体の中で、神経が最もたくさん集まった部分。中はどのようになっているのでしょうか?大脳の外側、表面の部分を薄く切って、青い色素で染めました。青い粒一つ一つが神経の細胞。ニューロンと呼ばれています。一つのニューロンです。中央に見えるのは細胞体。大きな核があります。周りにはたくさんの突起がでています。脳の中は層になっています。ニューロンは、層と層の間でも情報のやりとりをしています。ニューロンの形は様々です。横に伸びる突起。同じ層の中で情報を伝えています。縦に突起が伸びるもの。情報を異なる層の間で伝えます。縦と横、両方へ伸びるものもあります。色々な形のニューロンが組み合わさって情報を処理しているのです。

神経細胞(ニューロン)-中学
ネズミの脳の神経の細胞、ニューロンを観察します。横に伸びる突起。縦に伸びる突起。縦横両方へ伸びるもの。様々なニューロンが組み合わさって情報を処理しています。