ねらい

シダ植物は、胞子のうをもつことを知る。

内容

山の斜面などにシダ植物が生えます。これはノコギリシダ。葉が小さく分かれています。裏の茶色いものは胞子の入った袋、胞子のうです。こちらはゲジゲジシダ。胞子のうの付き方もシダによりさまざまです。これは胞子のうが丸い形に集まっています。このつやのある葉は、イワガネソウ。葉脈に沿い胞子のうがついています。シダの中には、胞子をつける葉を持つものもあります。オオバノイノモトソウ。細長い方が、胞子をつける葉です。葉の両側に胞子のうが並んでいます。変わった形のシダは、コハナヤスリ。葉は一枚しかなく、中央から伸びる軸の先端に胞子のうが作られます。成熟すると口が何か所も開き胞子が飛び出します。水の中で暮らすものもあります。これはサンショウモ。山椒の葉によく似ています。水中には、葉です。茎を中心に3枚の葉がついています。2枚は水面に、1枚は水中で根のような形をしています。水中の葉の付け根に胞子のうができます。

いろいろなシダ-中学
ノコギリシダ、ゲジゲジシダ、イワガネソウ、オオバノイノモトソウ、コハナヤスリ。水の中のサンショウモもシダ植物です。シダは、どれも胞子のうをもっています。