ねらい

イモリの産卵から変態のようすを観察し、その生活について認識を深める。

内容

イモリは、本州、四国、九州とその周りの島に生息しています。かつては、田んぼや池で普通に見られる生き物でした。雄が雌に求愛をしています。雌が応じると雄は精子の入った袋を雌に渡します。産卵です。メスの指の間に産んだばかりの受精卵が見えます。卵は寒天質の袋の中で細胞分裂を繰り返して成長します。孵化した幼生、いわゆるオタマジャクシです。幼生はえら呼吸をし、水中で生活します。やがて変態して、おとなと同じ形になります。えらはなくなり、肺で呼吸をします。イモリはおとなになっても、尾があります。

イモリの変態-中学
イモリの卵は、寒天質の袋の中で細胞分裂を繰り返して成長します。ふ化した幼生は、えら呼吸をし、水中で生活します。変態後、えらはなくなり肺で呼吸をします。