ねらい

気孔を形づくる孔辺細胞を観察し、気孔が開閉するしくみとはたらきを知る。

内容

水を根から吸い上げるのに重要なのが気孔です。気孔は葉の裏側にたくさんあります。気孔が開くと体から水が出て行きますが、閉じると体の水を保てます。気孔は、2つの孔辺細胞の間にあります。今、切り取った枝を水に浸して観察しています。この枝を切ると、気孔はどうなるでしょうか。すると、気孔が閉じていきます。水が来なくなったのを感じ取り、気孔が閉じたのです。気孔が閉じれば、体内の水を保つことができます。孔辺細胞の形を比べてみましょう。孔辺細胞の形が変わることで気孔は開閉するのです。生物の体をつくる様々な細胞。その一つ一つの絶え間ないいとなみが、生物の体を支えています。

気孔のはたらきと反応-中学
葉にある気孔は、2つの孔辺細胞の間にあります。水につけた枝を切断すると、水が来なくなったのを感じ取り、孔辺細胞の形が変わり、気孔が閉じます。