ねらい

惑星探査機ボイジャーや木星探査機ガリレオが撮影した画像やデータをもとに、木星の特徴を知る。

内容

1977年に打ち上げられた惑星探査機ボイジャー1号と2号。火星より外の軌道を回る惑星を探査しました。ボイジャーが捉えた木星です。太陽系最大の惑星で、体積は地球の1000倍もあります。赤い模様は大赤斑と呼ばれるガスの渦巻きです。ボイジャーは、木星にも土星と同じような輪があることを発見しました。1989年に打ち上げられた木星探査機ガリレオです。プローブと呼ばれる観測機を投下して大気の温度や気圧、大気の成分などを分析しました。そのデータを元に作られた木星の赤道付近の大気の構造です。表面の温度は、およそマイナス140度。内部の温度は最高で152度もありました。内部で熱が発生していると考えられています。木星にも衛星があり、木星の周りを公転しています。ガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星です。月とほぼ同じ大きさの衛星イオ、火山の噴火が観測されました。地球以外で活火山が確認されたのはイオが初めてでした。

木星の探査-中学
1977年のボイジャーは、木星にも輪があることを発見しました。1989年のガリレオは、木星に観測機を投下して大気の温度や気圧、成分などを分析しました。