ねらい

人間にとって身近な鳥・スズメのくらしを見て、スズメと人間の関わりを考える。

内容

スズメのくらしを見てみましょう。春になると巣作りを始めます。瓦の間や建物のちょっとした隙間です。電気メーターの箱、人が掛けた巣箱も利用します。巣箱の中を覗いてみましょう。卵が7個あります。白いのが最後に産んだ卵です。親鳥が卵を暖め始めました。何度も転がしています。昼間はオスとメスが交代で、夜はメスが卵を抱きます。数日後、孵化したようです。親鳥がヒナの食べ物を運んできました。アオムシです。この時季、田んぼや畑には虫がたくさんいます。1日何百回も繰り返し運んできます。親鳥がヒナの糞を運び出します。こちらの巣では、ヒナが大きく育ち、もうすぐ巣立ちの時をむかえます。くちばしが黄色いのは、ヒナの特徴です。親鳥が、巣の外でヒナたちを呼んでいます。巣立ってすぐのスズメの子どもは、まだ親鳥から食べものをもらっています。スズメが街路樹に集まっています。多くは子どものスズメ。この木で一晩を過ごすのです。

スズメの成長-中学
春、スズメの巣でひながかえりました。親鳥が食べものを運んできます。やがて、ひなが大きく育って巣立ちの時をむかえます。くちばしが黄色いのは、ひなの特徴です。