ねらい

CGを見て、太陽系の誕生の過程を知る。

内容

太陽系誕生の様子をコンピュータグラフィックスで再現しました。約50億年前、宇宙空間に漂っていたちりやガスが円盤状に集まり、中心に原始太陽が誕生しました。渦の中心の密度が高くなり、温度が上がると、核融合反応がおこり、原始太陽は自ら光を放つ恒星、太陽となりました。ガスが太陽の周りを回りながら、互いに寄り集まって微惑星という直径10数kmから、数10kmの天体となりました。この微惑星同士が合体を繰り返して、原始惑星へと成長していきます。太陽の近くではガスが吹き飛ばされ、地球型の岩石質の惑星となりました。太陽から離れたところでは、ガスを集めた木星型のガス惑星ができあがりました。太陽系の誕生です。惑星の外側には、微惑星が残っています。主に氷でできていて、太陽に引き寄せられ、近づいていったものがすい星です。太陽に近づくと、氷が蒸発して尾を引くようになります。すい星も太陽系を構成する天体の一つなのです。

太陽系の誕生(CG)-中学
太陽系誕生の様子をCGで再現しました。中心となる太陽が誕生し、地球型の岩石質の惑星、木星型のガス惑星などが次々と形成され、太陽系ができていきます。