ねらい

アメリカの火星探査機などが撮影した映像を見て、火星の表面の特徴を知る。

内容

火星は昔から生命が存在するのではないかと期待されている星です。火星の探査機マーズグローバルサーベイヤーは火星の詳しい地形図を作るために、写真を撮影しています。平原に刻まれたナネディ峡谷の映像。谷底に砂の堆積した跡が発見され、その砂は大量の水によって運ばれてきたと考えられています。火星探査機、マーズパスファインダー。火星に水があったと考えられる証拠を発見しました。着陸機ランダーが捉えた火星の風景。赤茶けた土に岩が転がった、荒涼とした大地が広がっています。マーズパスファインダーは、地上探査車ローバーを備えていました。ローバーが調べているこの岩は角が丸くなっています。ここにはかつて水の流れがあり、この岩は運ばれているうちに角がとれてしまったと考えられています。他にも水によってできたと考えられる地形がいくつも観測されました。岩石の成分を調べた結果、火星には確かに水があったことが確認されました。

火星の探査-中学
火星探査機が撮影した映像は、火星に水があったことを示しています。火星に着陸した地上探査車の映像では、岩が水に運ばれて丸くなった証拠が見つかりました。