ねらい

実験を通して、石炭を燃やしたときに出る窒素酸化物や二酸化硫黄が酸性雨の原因であることを知る。

内容

雨が酸性になったのは産業革命後に、大量の石炭が燃やされたことが原因でした。石炭を燃やして発生する煙を調べてみましょう。気体検知管で調べると、窒素酸化物と二酸化硫黄が含まれていました。煙をポンプを使って三角フラスコに入れた蒸留水に吹き込み、水に溶かしてみましょう。この水のpHは4.7、酸性です。窒素酸化物や二酸化硫黄などは酸性雨を作り出すのです。

酸性雨の起源-中学
石炭を燃やしたときに出る窒素酸化物や二酸化硫黄を蒸留水に溶かすと、pH4.7、酸性を示します。窒素酸化物や二酸化硫黄などが酸性雨をつくり出すのです。