ねらい

無色透明な水溶液には、溶けている物があることをとらえ興味・関心をもつ。

内容

鍾乳洞(しょうにゅうどう)は石灰岩の大地にできるどうくつです。そのでき方は、石灰岩が酸性の水よう液にとける性質と関係があります。石灰岩は、海底に生き物の死がいなどが降り積もってできます。その地層は、長い年月の間に持ち上がって、陸になることがあります。陸になった石灰岩をとかすのは、雨水です。酸性の雨水は大地の割れ目から地下にしみこみ、石灰岩を徐々にとかしていきます。弱い酸性のため、とかす量は、目に見えないほどのごくわずかなものです。しかし、何千万年という長い年月が経つと、巨大などうくつになり、鍾乳洞ができあがっていくのです。

しょうにゅうどうのでき方
雨で石灰岩が溶けることによって鍾乳洞ができることを説明する映像です。