ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

静岡県(しずおかけん)伊豆半島(いずはんとう)の西に広がる駿河湾(するがわん)。水深は一番深いところで2500メートル。日本一深い湾(わん)です。駿河湾には、日本に生息しているおよそ2300種類の魚のうち 、1000種類以上が生息しているといわれています。様々な魚がとれ、とくに、いわしの稚魚(ちぎょ)のしらすがたくさんとれることで知られます。こちらはタカアシガニ。足を広げると、大きいものでは3メートル以上にもなります。サクラエビも日本で駿河湾だけに生息する生き物です。駿河湾では、年間およそ2000トンのサクラエビが水あげされます。また、海そうも豊富(ほうふ)で、日本でもっともたくさんの種類が見られます。駿河湾に面した御前崎海岸(おまえざきかいがん)は、アカウミガメの産卵(さんらん)場所としても知られ、地域(ちいき)による保護(ほご)活動がさかんに行われています。

静岡県駿河湾
伊豆半島の西に広がる駿河湾は日本一深い湾です。駿河湾には、深い海ならではの珍しい魚がたくさん住んでおり、サクラエビ、タカアシガニや海藻などが豊富にとれます。
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