ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

沖縄の伝統的な踊り「琉球舞踊(りゅうきゅうぶよう)」です。大切なお客をもてなす時に、踊りました。この踊りを踊る時に、身に着けるのが、「紅型(びんがた)」と呼ばれる沖縄独特の着物です。紅型は、南国らしい模様と、鮮やかな色使いが特徴です。模様は、ヤシの葉やデイゴの花など、沖縄の豊かな自然が題材になっています。県内には、およそ20軒のビンガタを作る工房があります。一般的な紅型は、型を使って作ります。模様の形を彫り抜いた型を布の上に置き、のりを塗ります。型をはずし、のりを乾かすと、いよいよ色付けです。土や植物から取った天然の絵の具を使い色を塗っていきます。最後にキレイな水でのりを落とすと模様が浮かび上がってきます。白い部分がのりを塗っていた部分です。こうして、色鮮やかな美しい紅型が完成するのです。

沖縄県 紅型(びんがた)
沖縄の伝統的な踊り「琉球舞踊」を踊る時に、身に着けるのが、「紅型」と呼ばれる沖縄独特の着物です。紅型のつくられかたについて詳しく紹介します。