ねらい

平安時代の稲の品種や田植えの方法などを知ることができる。当時の田植えのやり方が現在にも受け継がれていることがわかる。

内容

宮崎大学では弥生時代の稲作を研究するため当時の田植えを再現しています。弥生時代の稲の品種は熱帯ジャポニカでした。水苗代で苗を育て25センチくらいまで大きく成長させてから田んぼに植え替えます。苗と苗の間隔は15センチくらいで今の田んぼの半分しかありません。1平方メートルあたり66株にもなります。これは現代の田んぼの4倍を植えている計算になります。

弥生時代の田植え
弥生時代の稲の品種は熱帯ジャポニカ種でした。25cmくらいまで育てた苗を田んぼに植え替えました。1平方mあたり66株と、現代の4倍の株数です。