ねらい

平安時代の稲の刈り取りの方法や道具を知ることができる。当時の刈り取りのやり方が現在にも受け継がれていることがわかる。

内容

宮崎大学では平安時代の田植えを再現する研究を行っています。平安時代には大陸から温帯ジャポニカという今の稲と同じタイプの品種がもたらされました。現在に比べると苗の間隔はやや狭く1平方メートルあたり36株くらい植えています。平安時代の田植えのやり方はその後ほとんど変わらず田植機が登場するまで1000年以上も受け継がれています。

平安時代の田植え
平安時代の稲の品種は現代と同じ温帯ジャポニカ種です。1平方mあたり36株ほどで、田植えのやり方はその後1000年間変わらずに受け継がれました。