ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

この人形、ある食べ物の種でつくられています。いったいなんの種だとおもいますか?答えは、梅干しです。和歌山県みなべ町は日本一の梅干しの産地です。主につくられているのは「南高梅」という種類です。皮は薄くて果肉は厚く、種が小さいのが特徴。梅干しを作るのにとても向いているのです。梅の実の収穫は、毎年6月の終わりから7月にかけて。自然に落ちた実を一つ一つ拾いながら収穫していきます。とれた梅は農家の人たちによって洗われ、大きさ別に分けられます。そして、その日のうちに塩に付け込みます。1か月ほど塩につけると、今度は梅干を天日で干します。この梅干しは、さらに工場に運ばれ、調味液につけこんで食べやすく加工されます。10日ほどたつと、おいしい梅干しのできあがりです。こうして作られた梅干しは、全国のお店に並びます。

和歌山県 梅干
和歌山県みなべ町は日本一の梅干しの産地です。主につくられているのは「南高梅」という種類で、皮は薄くて果肉は厚く、種が小さいため梅干しを作りに向いています。