ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

のり巻きに欠かせない、かんぴょう。鉄分や食物繊維など、栄養豊富な食べ物です。栃木県は、このかんぴょうの生産が日本一。全国の90%以上を占めています。かんぴょうのもとは、このユウガオの実です。大きいものは、重さ一つ7、8キロにもなります。夏、収穫が終わると、農家では、かんぴょう作りが始まります。回転させて、硬い皮の部分を取り除いてから、実の部分を帯状にむいていきます。忙しい時には、一日に400個以上むく事もあります。むいたかんぴょうは、手早く集めて、さおにかけます。この後、かんぴょうは、夏の暑い日差しの下で2日間干されます。300年ほど前から作られている、かんぴょう。夏には、栃木県のあちこちで、かんぴょうを干す光景が見られます。

栃木県の農業 カンピョウ
海苔巻きなどに欠かせないかんぴょう。栃木県は全国の90%以上を占める日本一のかんぴょうの産地です。かんぴょうづくりの工程も紹介します。