ねらい

米輸入量の移り変わりがわかる。図表から年々輸入量が増えていることを読み取りその理由や今まで輸入量が少なかった理由について考えることができる。

内容

味噌(みそ)をつくる工場です。こちらでは、タイから輸入した米を使って味噌を作っています。現在、アメリカやタイなどから輸入している米は、主にせんべいや味噌などの加工食品の原料になっています。日本の米の輸入量の移り変わりです。日本は、主食の米を自力で作るため、また米農家を保護するためになるべく米を輸入しないようにしてきました。1993年と94年に輸入量がとても多いのは、冷害で米が不足したからです。1995年からは、外国との間に「米も自由に貿易する」という規則がつくられ、輸入量が増えてきています。

こめ輸入量のうつりかわり
日本は主食の米を自力で作るため、また米農家の保護のため、米の輸入を抑えてきましたが、1995年の米の貿易自由化以降、輸入量が増えてきています。