ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋です。海の上の部分だけでも長さ9367メートル。鉄道と道路を共に備えた橋としては、世界で最も長い橋です。1978年に工事が始まり、完成したのは1988年。橋の建設には、およそ10年の歳月と1兆円を超す費用がかかりました。瀬戸大橋ができたことで、岡山県は、本州と四国を結ぶ交通の中心になりました。それまでは船で片道2時間かかっていた岡山市と高松市との間は、電車でわずか1時間で行き来できるようになりました。通勤、通学も便利になり、多くの人々が利用しています。また高速道路も通り、物を運ぶ時間が大幅に短くなりました。四国で採れた野菜や魚などが、新鮮なうちに本州に出荷できるようになりました。岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋によって、本州と四国の間の人や物の流れは、とても便利になったのです。

岡山県 瀬戸大橋
岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋は鉄道と道路を共に備えた橋では世界最長です。橋の完成によって本州と四国の人や物の流れがとても便利になりました。