ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

瀬戸内海に春を告げると言われている魚、サワラです。岡山県ではお祝い事などに欠かせない魚です。岡山県の瀬戸内海沿岸では、4月から7月にかけてサワラ漁のシーズンとなります。午後3時。サワラを求めて船が一斉に海に飛び出しました。港から30キロほど離れたところに船を止め、長さおよそ1500メートルの網を、海の中に張ります。これは流し刺し網漁という漁法です。泳いできたサワラの群れが網の目にかかり、動かなくなったところを引き上げます。網を仕掛けて4、5時間たったところで、張っていた網をゆっくりと引き上げ始めます。多い日には50匹以上のサワラがとれることもあります。サワラは傷みやすい魚です。そのため、すぐに網からはずさなければなりません。新鮮なサワラは、地元・岡山では刺身や塩焼きなどにして食べられます。

岡山県の漁業 サワラ漁
岡山県の瀬戸内海沿岸では4月から7月にかけてサワラ漁が盛んです。流し刺し網漁という漁法で、多い日には50匹以上とれることもあります。
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