ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

高知県・四万十(しまんと)川。全長196キロメートル、四国で一番長い川です。蛇行を繰り返しながらゆったりと流れる四万十川は、水がきれいな川として知られています。川には150種類以上の魚がすんでいます。こうした魚を伝統的な方法でとる漁が、今も行われています。これは、秋に行うアユの漁です。松明の明かりでアユを驚かせ、川下に仕掛けた網に追い込んでとります。こちらはゴリという魚の漁です。ゴリは、春になると群れになって河口から上流に上がってきます。その時、サザエの殻をつけたロープでゴリを驚かせ、網に追い込んで捕まえるのです。四万十川では、四季を通して、人々が川の恵みとともにくらしています。

高知県 四万十川
高知県・四万十川は水がきれいな川として知られ、アユ漁やゴリ漁が盛んです。伝統的な漁法が今も行われています。
関連キーワード:
地形産業漁業あゆこうち